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昨年5月より続行中のデルタのレストア状況ですが、手順と作業の項目の見直しの結果、エンジンを降ろした方が作業がし易いということになりまして、エンジン降ろして、エンジンルームがドンガラ状態です。正直レストアになるほど部品を交換するとは思っていませんでしたが、考えてみればこのデルタも1992年製の個体です。一度エンジンを降ろしてクラッチやらウォーターポンプやらオルタネーター、ベルト、ベアリング等を交換したことはありますが、それ以外はほとんどトラブル無しできました。さすがにこれからもトラブル無しかと思えるほど甘くはないのでこの際初めて交換する部品も多くなりました。ついでに純正部品よりも信頼の置ける日本製のホース、社外品等を選んでこれからの交換時に備えました。エンジンルーム内のホースはシリコンホース、国産ホース、ステンレスメッシュのいずれかです。サーモスタットもコルソ・マルケさんとこの加工品を付けました。ステアリング・ギア・ボックスもリビルトしました。ついでにタイロッド、タイロッド・エンドも交換。シフト・リンケージのブッシュもアルミ製に換装。ブレーキ・マスター、クラッチ・マスター、クラッチ・レリーズ交換、クラッチ・ホースはステンレスメッシュ。車体周りではドライブ・シャフト・ブーツ、ハブ・ベアリング、ハブ・ナット、リア・パラレルリンクのブッシュの交換、リンクケージ・エンド交換、リアブレーキ・バランス・リンケージのブッシュ交換、フェールポンプ、フェール・タンク・キャップ、パッキン交換、ネック交換、インタンク・ホース交換。ブレーキ周りではブレーキ・ローター前後交換、パッド交換、キャリパー・オーバーホール。写真ではヘッド・ライトが16Vと同じものですが、本国仕様の4灯式になります。そのときにHID化も考えてます。部品は揃っていますが、さてさていつ頃の完成になりますか。
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