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日記36


デルタの車検準備
前回の車検時に溶接補強したセンター・パイプでしたが、2年の使用でやはり腐食が進み交換を考えていたので
A.R.P.様よりリリースされたデルタEVO1用ステンレス・センター・パイプ・キットを取り付けることにしました。
製品は綺麗な溶接が模様にも見えるステンレス製で3ピースで構成されているキットです。
EVO1は触媒コンバーターを日本で取り付けています。(EVO2では本国仕様でも純正の触媒付き)日本の排気ガス
検査にパスするために日本製の触媒コンバーターを文字通り切って繋いで取り付けたので触媒付近が錆び付きます。
また本来触媒が無い仕様のパイプなので触媒取り付け後の排気ガスの水分でパイプ内の腐食が進みます。
これを解決するのがこのセンター・パイプ・キットです。
取り付けし易いように3分割のパイプになっているので作業し易くて、ステンレス・パイプも薄くて軽いのでこれも作業を
楽にしてくれます。ガスケット(触媒コンバーターのフランジ部分の)やボルト・ナットも同封されていて至れり尽くせりです。
価格は税込み¥61560です。なお16Vは取り付けてある触媒コンバーターがEVO1とは違うので対応していません。
デルタの車検準備
ここがキモの触媒コンバーターとの接合部分です。
さすがにデルタを知ってるなぁと声が出ました。
作りもしっかりとしていてやはり日本製だなぁと感心しながらの作業でした。
デルタの車検準備
触媒コンバーター後ろ側にパイプ(上記の写真の下のもの)が付きます
ある程度取り付けてから角度を振ってカバーとのクリアランスを調整します。
注意は触媒コンバーターに付いてる過熱センサーがボディーに近い位置で取り付けられてるので
干渉しないようにします。
デルタの車検準備
センター部分のパイプとリアサイレンサーからのパイプは差し込んでからカシメバンドで取り付けです。
リア・サイレンサー行きのパイプが分割されているので、リア・サス周りを迂回して通す作業が楽です。
デルタの車検準備
パイプを交換するのでマフラー・ハンガー・ゴムも一緒に交換しました。
2年でゴムの内側がちぎれていました。前回は日本製の強化ゴムでしたが、今回は
純正相当品を4コ装着しました。
バンドも新調して取り付けしました。
取り付け後に排気漏れがないか、どこか干渉してないか確認して作業は終了です。
交換後の排気音は少し音が軽くなったような感じです。音量は変わらないと思います。
なによりステンレス製なので腐食に悩まされなくていいと思います。